名刺OCRサービスSansanとEightの違いについて紹介します。

OCRソフトガチ評価のメインビジュアル

Sansan(Eight)

Sansan

 

商標名 Sansan/Eight
販売元 Sansan株式会社
デバイス PC、スマホアプリ(iOS・Android)
料金 Sansan:月額6万円~/Eight」無料会員あり、有料会員月額400円/人~、企業プレミアム基本料月額1万円

 

SanSanは国内シェア82%を誇る名刺管理専用のOCRサービスです。
「取引先のあの人と面識あったの?」「それ早く言ってよ~」のやり取りをするテレビCMでもお馴染みですよね。
名刺を高精度のOCR読み取りするだけではなく、便利な機能を多数用意したことで人気を集めています。

 

Sansanは法人限定プラン、Eightは個人向けプランの位置づけでしたが、最低でも月6万円必要なSansanは中小企業・スタートアップ企業にはハードルが高い問題から、現在は個人向けサービスEightから企業向けプレミアムプランが用意されています。

 

そこで今回は、各プランの特徴とSansanならではの機能を紹介します。

 

 

名刺の読み取り方法

Sansanの専用スキャナー

Sansanは名刺を専用スマホアプリで撮影して読み込む方法と、名刺専用スキャナで高速スキャンする2つの方法があります。
どちらも読み取り精度99.9%で、ほぼ確実に名刺の必要な情報をOCR機能で項目別にデータ管理することが可能です。

 

法人向けのSansanは専用スキャナのレンタルが必須で、スキャナ使用料として月額1万円かかります。
個人向けのEightはアプリのみの使用が可能ですが、都心部ではコワーキングスペースをはじめ無料で使えるEightスキャナースポットが多数あります。

 

ストックしている名刺をまとめてデータ化したい場合は、名刺を重ねてセットするだけのスキャナ読み取りが便利です。

 

サービス・プランの違い

SansanとEightは主に以下4つのプランが用意されています。

 

法人向けSansan

法人向けプランのSansanは、「Lite」、「Standard」、「DX」の3つのプランがあります。
Sansanスキャナ(タブレット含む)のレンタルが必須で、レンタル料が月1万円ほどかかります。

 

月額基本料金は法人毎に個別見積が必要ですが、最低料金は月額5万円程度です。(スキャナーレンタルと合わせて最低6万円~)
基本的に全社員で名刺データの一括共有が可能で、上位プランは働き方を変える魅力的なサービスが多数用意されています。

 

Eight無料版

有料会員に比べてデータ化に若干時間がかかるものの、名刺をスマホアプリ内のデータにまとめるだけなら容量無制限で利用できます。
多数の名刺を保有していて、自分専用にファイル管理したい方におすすめです。
なお、無料プランではスキャナの利用ができません。

 

Eightプレミアム(有料版)

個人向け有料プランで料金は月額480円もしくは年額4,800円です。
無料プランより高速スキャンが可能で専用スキャナに対応しています。

 

その他にも多数の特典がありますが、注目すべきは名刺の相手ごとに画像メモを残すことができる点と、スマホの連絡先と連動できる機能です。
連絡先連携機能は、名刺登録しているけど電話帳に登録していない人から電話が来た場合でも、着信があった時に相手の名前が表示されるようになり、失礼な対応をするリスクを軽減できます。

 

Eight企業向けプレミアム

基本料1万円+社員1人400円/月の料金で、名刺データの共有できる中小企業向けプランです。
主に30名以下での利用を推奨しており、API連携とインポートには対応せず、Sansanに比べると若干の機能制限があります。

 

Sansanの凄い所

Sansanの連携機能

Sansanは名刺のOCR読み取り精度が非常に高く、従業員との連携機能に優秀です。
さらに、一部プランでは制限があるもののSansan独自の便利な機能を多数搭載しているのもポイントです。

 

発着信管理

取引先の相手と社員が電話した発着信の履歴を、対応者(オフィス・従業員の携帯など)の詳細付きで一括管理することが可能です。
入れ違いや引き継ぎミスで不要な連絡を入れるリスクを軽減できます。

 

ニュースフィード

登録先の企業や役員に関連したニュースが届きます。
大企業を相手にした際に取引先の最新動向を把握できます。

 

名刺変更歴の記録

役職や部署が変わった名刺を新しく読み取ると、昇進や異動の履歴が情報として残ります。
取引先のなかでも昇進が早い人などキーパーソンの現況が把握ができると評判の機能です。

 

日経テレコンとの連携

日経テレコン(日本経済新聞デジタルメディアによるサービス)と連携することで、名刺登録した人の昇進・異動情報が自動的に反映されます。
取引先が大企業の幹部クラスに限定されますが、新しい名刺を登録していなくても最新の昇進・異動情報を把握できます。

 

評判とメリット・デメリット

OCRソフトとして見た場合の読み取り精度は業界トップクラスです。
文章をデータで読み取るだけではなく、自動的に役職・部署・電話番号などの項目を整理できる機能性はライバルを大きくリードしています。

 

名刺のデジタル管理を目的にする場合は、Eightの個人向けプランを検討してみてください。
SansanおよびEightの企業向けプレミアムについては、機能性が素晴らしいのですが相応の料金がかかります。

 

年単位で見るとEight企業向けプレミアムは基本料金だけでも最低12万円。Sansanは72万円必要です。
多数の従業員と取引先を抱える企業は利用する価値が高いといえますが、担当営業以外から取引先へ連絡することが滅多にない場合はコストがネックとなりえます。

 

Sansanは、OCRソフト本来の目的である文章入力の手間削減するためのツールではなく、営業を行う際に失礼な対応を減らすことに重点を置いたサービスです。
費用対効果を考慮した上で、大企業もしくは取引先に複数の大企業を持っている企業は導入を検討してみてください。

 

Sansan公式ホームページはこちら